明治38年に函館から北方領土の択捉島 シベトロ(蘂取)に宛た菊枠付葉書消印の千島の表記は 千嶋 となっており、山辺がある方が圧倒的に少なく、本品は、千嶋 表記。住所書がカタカナ表記で、千島国エトロフとなっているのが素晴らしい。なお、千島国から本土に宛た葉書は珍しいが出てくる可能性は有ります。しかし、千島国に宛てた葉書は出てきません。1945年ロシアに不法占拠されてしまい、その際日本の物は取り上げ、日本領である証明となる書類関係は焼却処分されてしまったからです。そのまま現在まで不法占拠が続いている事実は、日本人として悔しい思いです。明治38年末に函館を出て、択捉島まで1ヶ月近く掛かっている事がわかります。冬の厳しい天候、気候のなか船便で運ばれた事を想像すると、ロマンを感じます。函館郵便局は明治39年から丸一印から櫛型印に変更になっているので、函館局の丸一印最終日使用例である事も特筆すべき事として付け加えておきます。画像参照形式···エンタイア
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